当教室は1921年医学部附属病院設置とともに外科学講座が開設され、1924年外科学第二講座の新設に伴い外科学第一講座となった道内で最も古い歴史を有する外科教室です。現在教室員約160名、450名をこえる同門会員を有し、多くの外科医を育成し道内外の地域医療に取り組むとともに最先端の医学研究を行い、国内有数の外科教室として外科臨床の発展に寄与してきました。関連施設を含めた全身麻酔下の総手術件数は年間12,000例近くに及び、道内はもとより国内外で最先端の研究、日常の一般外科診療、地域医療と幅広く医学の発展、医療レベルの向上に貢献しています。
2011年11月に武冨紹信教授が赴任され、消化器疾患(肝臓、胆道、膵臓、腸)、肝臓・膵移植医療、小児外科疾患の診療全般に対して、最新の医学の進歩に基づく手術を中心とした集学的治療を行っています。当教室におきまして「最善・最適な外科治療をチーム医療で実践する」というスローガンのもと、下記項目につき診療・研究・教育面からの活動を精力的におこなっています。
北海道大学大学院医学研究院の外科学教室として道内はもとより国内外で最先端の研究、日常の一般外科診療、地域医療と幅広く医学の発展、医療レベルの向上に貢献することが私たちの使命であると考えています。