RECRUIT学生・研修医の皆様へ

2019年度の
選択実習レポート

北海道大学第一外科レポート藤本 沙優

4週間の実習期間中、1週間を大学病院小児外科グループ、あとの3週間を天使病院にてお世話になりました。

第一外科の選択実習では道内各地にある関連病院の中から興味のある病院で実習をすることが可能であり、小児外科を勉強したかった私は大学病院に加えて市中病院でも実習をすることでさらに多くの症例数に触れることができました。また実習期間外ではありましたが、先生方のご好意で福岡での小児外科学会にも参加させていただき、より深くその分野について知見を得る貴重な経験となりました。

全科臨床実習の際とは異なり4週間の実習期間があるため、多くの症例について手術を経験できるだけではなく、その後の経過も追い、先生方が何に気を配り医療を行っておられるのか、症例一つ一つについてじっくり勉強することが可能です。また、鼠径ヘルニアなど比較的頻度の高い疾患については期間中何度も繰り返し手術を経験することができるため、見ているうちにどんどん理解が深まり、大体の流れを感じるという学生目線から、「執刀医の先生は次になにをしようとしてどの視野が欲しいのか」という目線で手術を勉強することができました。

さらには、初期研修医の先生の初執刀にあたっての指導を目の当たりにし、手術での一挙一動を学ぶことで手術中のひとつひとつの動作にいかに理由とこだわりがあるのかを知り、外科医を目指す私にとって大変大きな刺激となりました。

このように4週間がとても充実した毎日で、それまでの狭い視野が大きく広がり、貴重な経験をすることができました。このような機会を下さり、お忙しい中ご指導くださった先生方、大変お世話になりました。ありがとうございました。

北海道大学第一外科レポート服部 晶人

選択実習の第二クールにて、第一外科にて実習させていただきました。4週間の実習のうち、始めの1週間を北大病院にて、残り3週間を天使病院にてお世話になりました。

大学病院では肝胆膵グループにてお世話になりました。1週間と短い間ではありましたが、肝切除の症例を複数学ぶことができたほか、臨時の移植手術もあり、貴重な症例について勉強することができました。手術においては閉創のお手伝いをさせていただくことができ、持針器を持った経験も数えるほどだった自身にとって、「もっと手技に慣れたい」というモチベーションを持つきっかけとなりました。

天使病院では5年次のコア科においても実習させていただいており、今回はさらに第一外科の選択実習として3週間お世話になる形となりました。天使病院は小児領域の手術も盛んで、鼠経ヘルニアから新生児手術まで多くの症例を勉強させていただきました。手術では毎回術野に立たせていただき、カメラ持ちなどの手技を積極的に経験することができました。また実習期間中に一度、研修医の先生方と一緒にメディカルトレーニングセンターに連れて行っていただき、腹腔鏡の手技などを練習する機会に恵まれました。手術において先生方が何気なくされている操作も、自分でやってみると一つひとつが大変難しく、非常に習熟を要するものだということが実感できました。

今回の4週間の実習を通じて、外科手術の面白さの一端を知ることができたように思います。何度も見ることができた手術に関しては、大まかな流れをイメージできるようになったものもあり、術式を知ったうえで手術を見学するのとそうでないのとには、自身の理解度に雲泥の差があることに気づくことができました。選択実習で第一外科にて実習させて頂いたことで、今後臨床研修に進んでいく上での重要な気付きを得られたように思います。

最後になりましたが、4週間の実習の間、第一外科の皆様、そして天使病院の皆様には温かく丁寧なご指導を頂き、大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

北海道大学第一外科レポート松木田 瞭

私は北海道大学医学部消化器外科学Ⅰに6月17日から7月12日まで4週間実習させて頂きました。最初の一週間は「北海道大学病院」、その後の3週間は「国立病院機構 北海道がんセンター」にて実習させて頂きました。

私情により、直前に消化器外科学Ⅰにて実習させていただくことになったのですが、直前にもかかわらず武富教授を始め、両病院の先生方が私の実習願を快く受け入れてくださり、非常に充実した4週間を過ごすことができました。

北海道大学病院では、移植グループでの実習でした。まず、朝は担当患者さんの朝一番の様子を伺ってから、研究棟の医局に向かい、術前・術後カンファレンス、リサーチカンファレンス等に参加しました。6年生になり、病院での実習に慣れてきたのもあって、ポリクリ・コア科臨床実習を経る前の、話を聞くので精一杯だったそれとは少し異なり、カンファレンスの内容に疑問を感じたり、リサーチの内容などに興味を持ったりできたので、非常に充実していました。

その後病棟へ行き先生方と一緒に患者の検討を行い、回診を行いました。先生方は疑問を持つたびに私に優しく教えてくださり、移植医療に対する理解が深まりました。その後はその日あるイベントに合わせ、手術や処置、検査、外来などを見学しました。移植グループでの実習では、医師は患者の容態に常に目を光らせその都度で最善の行動を行うことが重要であることが実感できました。

北海道がんセンターへは、初期研修になったら多くの急患の診療に携わり、忙殺されることは簡単かもしれないが、北海道がんセンターのような高度集約型施設で、がん診療とは何か、手術とは何かとじっくり考えられる機会があるのだろうかと思い、実習を志願致しました。臨時手術は基本的に行われない、手術件数自体もそこまで多くない病院でしたが、そこで働かれてる先生方のがんセンターならではの診療に対する取り組み方、手術に対する考え方等、普段私が大学病院などで中々に出会うことのできないものに触れられることができ、将来に役に立つ経験をすることができました。

以上のように、非常に充実した4週間の実習をさせて頂きました。このような実習をさせていただいて、大変感謝しています。ありがとうございました。

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