田仲 大樹
出身地北海道
出身大学自治医科大学(平成25年卒)
出身高校札幌東高校
入局の経緯
医師を志望した切っ掛けは救急・外科に対する憧れからでした。初期研修病院の砂川市立病院で一外科の先生方に非常にお世話になり、その縁で最終的に外科を志望し、入局させて頂きました。
大学病棟研修後の感想
市中病院では普段扱わない疾患や術式も多く、またICU勤務では重症患者の管理に関して勉強する機会を頂けました。学会発表に関しても熱心に御指導頂けました。
現状報告(興味ある分野、目指していることなど)
執刀経験数や症例に同期より遅れがあるので、まずは腹部手術全般で独り立ちできるように修練に励みたいと思います。
経験症例数
1-2年目 砂川市立病院(初期臨床研修で外科4カ月) 術者13例、助手109例。 初期研修医でしたが鼠径ヘルニア(前方)、虫垂炎、乳腺手術、腹腔鏡下胆摘を経験させて頂きました。
3年目 入局。名寄市立総合病院(外科6カ月) 術者28例、助手175例。 この年は新規に鼠径ヘルニア(TAPP、Potts)、臍ヘルニアの執刀を経験。最北の三次救病院で重症外傷等の刺激的な症例も経験できました。
4年目 市立稚内病院 術者66例、助手77例。 最北の医療機関として透析管理も行った。その関係でシャント増設や拡張、血栓摘除も経験。結腸手術も初執刀。
5年目 利尻島国保総合病院 総合診療科。自治医大卒後の義務年限の僻地勤務でした。医局と病院御厚意で月に1回ほど手術研修を頂けました。
6年目 北海道大学病院、術者3例、助手61例。肝胆膵の高難度手術や肝移植、乳幼児手術といった市中では経験できない疾患・症例を勉強することが出来ました。
7年目市立函館病院。道南唯一の三次医療機関で、救急疾患も多く、非常に勉強になっています。腹腔鏡下結腸手術も数多く執刀させてもらい、胃も初執刀しました。
日本外科学会専門医
2020年申請予定
若手へのメッセージ
内科的治療の幅が広がってきている昨今ですが、それでも外科手術でなければ症状を緩和できない、ないしは救命できない患者さんが少なからず一定数います。そういう患者さんたちが退院していく姿をみられることが外科の魅力だと思います。