第1回『HSHG北海道大学消化器外科I関連施設限定TAPPビデオカンファレンス』が開催されました。
2020/11/26
セミナー
令和2年11月20日に第1回『HSHG(Hokkaido Surg1 Hernia Group)北海道大学消化器外科I関連施設限定TAPPビデオカンファレンス』が開催されました。
HSHGは患者様のQOL向上と合併症0を目指した安全で質の高い手術の普及を目的として設立された北海道大学消化器外科学教室Ⅰ 関連施設限定のヘルニアグループで、今回はその記念すべき第1回目のビデオカンファレンスでした。
コメンテーターとしてKKR札幌医療センターの今裕史先生、北海道大学病院の本間重紀先生、北海道医療センターの小丹枝裕二先生にお越しいただき、また80名近い先生方にご参加いただきました。
まず、小丹枝先生に「ラパヘルの基礎とTAPP手技」と題して手術に必要な解剖から手順まで分かりやすくご講義いただきました。
続いて渓和会江別病院の阪田敏聖先生、北海道医療センターの白川智沙斗先生にご自身の手術動画をご提示いただきました。途中コメンテーターの先生方にご指摘をいただきながら共覧させていただきました。実際の手術動画を見ながら臨場感のあるセッションで大変興味深く拝見させていただきました。
そして、最後に当科の武冨紹信教授から総括をいただきました。
我々若手外科医にとって最も身近な手術のひとつであるヘルニア手術について、トップランナーの先生方からご教授をいただけたことは非常に貴重な経験となりました。また、自分も諸先輩方のような美しい手術がしたいと明日からの研修への大きなモチベーションとなる会でした。
このような貴重な勉強の場をいただきました武冨先生をはじめ、今先生、本間先生、小丹枝先生、阪田先生、白川先生、COVIDIEN JAPANのスタッフの皆様、またご参加いただきました先生方に心より感謝申し上げます。
次回開催は令和3年2月11日を予定しております。
(文責:髙橋 遼)