LENVIMA-HCC Web Seminarが開催されました。

2021/01/19

セミナー

令和3年1月19日、「LENVIMA-HCC Web Seminar 〜実臨床で成長を遂げたレンバチニブの価値〜」がWeb配信で開催されました。

当科の武冨 紹信教授に座長を賜り、虎の門病院 消化器外科 医長 進藤 潤一先生に「分子標的薬を利用した進行肝悪性腫瘍に対する新しい外科的介入のstrategy」と題してご講演を頂きました。

さまざまな新規薬剤が登場している昨今において、進行肝悪性腫瘍に対する治療戦略について大腸癌肝転移に対するconversion therapyと関連づけながら、自施設のデータを交えながら非常にわかりやすくご解説いただき、私を含めた参加者にとって非常に貴重な時間となりました。Lenvatinibが登場した現在において、今後の肝細胞癌に対する治療戦略について外科的介入という観点からも新しい知見をご紹介いただき、大変興味深いものでした。外科医として我々も知識をより深めていかなければいけないと考えさせられるものでした。

また、特別講演に先立ちまして、当科の神山 俊哉准教授の御司会のもと、当科の折茂 達也先生に「肝細胞癌に対する外科的アプローチとレンバチニブ治療」についてご講演いただきました。

昨今の社会的情勢を鑑み、web開催という形となりましたが、多数の先生方のご参加と貴重なご意見を頂き、非常に意義のある会になったと思います。公演後の質疑応答でも活発な議論が行われ、大盛況の中で本会を終了する事ができました。

お忙しい中、ご講演を頂きました虎の門病院 消化器外科 進藤 潤一先生を始め、このような貴重な機会をご提供頂きましたエーザイ株式会社の皆様、ご参加いただきました皆様に心より感謝を申し上げます。

(文責:石川 昂弥)

武冨紹信教授

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セミナーの様子

LENVIMA-HCC_web_seminarポスター

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