New Year Seminar 2021がWeb形式で開催されました。

2021/03/01

セミナー

令和3年2月26日、New Year Seminar 2021がWeb形式で開催されました。

市立函館病院消化器外科・副院長の中西一彰先生にご司会を賜り、当科特任助教の柿坂達彦先生に「肝細胞癌に対する化学療法」と題しご講演頂きました。肝細胞癌に対する化学療法としてソラフェニブの登場から、レンバチニブの治療成績、アテゾリズマブとベバジズマブの併用等の最新の知見、今後の展望に至るまでわかりやすくご説明頂き大変勉強になりました。

また、当科の武冨教授司会のもと、関西医 科大学外科学講座の海堀昌樹診療教授に「肝・胆道癌に対する外科治療成績向上を目指した私たちの取り組み」と題してご講演頂きました。胆道癌に対するGCS療法の成績やconversion surgeryに至った症例の紹介、長期生存が得られている症例の紹介などとても興味が沸く内容でした。また、講演後には当科の先生方からも数多くの質問が寄せられ、大変活発な議論の場となりました。

Web形式での開催とはなりましたが、たくさんの先生方にご参加いただき非常に意義のある会となりました。お忙しい中、特別講演をして下さった海堀昌樹先生をはじめ、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 

(文責:山本葉一)

 

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