第4回HSHG Hernia ビデオカンファレンスが開催されました。

2021年8月25日、第4回HSHG Herniaビデオカンファレンスがコヴィディエンジャパン株式会社 Medtronic主催のWeb形式で開催されました。

前半は当科 武冨 紹信 教授 司会のもと、北海道医療センター外科の小丹枝裕二先生より前回に引き続きTEPについてご講演頂きました。TEPの方法・利点・TEP特有の解剖(APRS・衝立)について解説いただき、２通りのアプローチの仕方(腹直筋後鞘前アプローチ・腹膜前アプローチ)それぞれの利点欠点についてご説明頂きました。

後半は当科消化管グループチーフ 本間 重紀 先生 司会のもと、コメンテーターとしてKKR札幌医療センター 今 裕史 先生、当科 長津 明久 先生、砂川市立病院 山田 健司 先生をお招きし、前回に引き続き北海道社会事業協会帯広病院 渋谷 一陽 先生とJCHO札幌北辰病院 藤好 直 先生よりTEP手術動画をご提示いただき、前半で解説いただいたAPRS等の膜構造を中心に活発な意見交換が行われました。手術動画に合わせて意見交換がなされるため、どの点が難しく、注意が必要かを知り、TEP技術の知識をさらに深めることができました。

Web形式で行われた本カンファレンスに、多くの先生方がご参加くださり、非常に有意義なカンファレンスとなりました。ご多忙の中、コメンテーターとして参加くださった 今 裕史 先生、長津 明久 先生、山田 健司 先生、ご講演くださった 小丹枝 裕二 先生、渋谷 一陽 先生、藤好 直 先生、またご参加くださった皆様に心より感謝申し上げます。

（文責：真鍋 和也）