第9回北海道消化器癌カンファレンスがWeb形式で開催されました。
2021/08/30
セミナー
2021年8月27日、第9回北海道消化器癌カンファレンスが大鵬薬品工業株式会社主催のWeb形式で開催されました。
前半は当科講師 本間 重紀先生 司会のもと、北海道がんセンター消化器外科医長 前田 好章先生より「腹腔鏡下大腸癌手術のラスボスへの挑戦〜施行率100%にするための同側異時多発大腸癌に対するストラテジー〜」と題してご講演頂きました。症例の施設によっては開腹手術を選択してもおかしくない症例であっても丁寧に、ポイントを押さえれば腹腔鏡下にて安全に完遂できることを学びました。
後半は当科の武冨 紹信教授 司会のもと、慶応義塾大学医学部一般・消化器外科専任講師 岡林 剛史先生をお招きし、「大腸がん治療の余話」と題してご講演いただきました。余話と題されながら、化学療法から前結腸間膜切除、大腸癌手術時の解剖に渡り、最新の知見に基づいたお話をしてくださり、大変貴重な機会となりました。
Web形式で行われた本カンファレンスに、多くの先生方がご参加くださり、非常に有意義なカンファレンスとなりました。ご講演くださった 前田 好章先生、岡林 剛史先生、またご参加くださった皆様に心より感謝申し上げます。
(文責:植林 毅行)