New Year Web Seminar 2022が開催されました。

2022/01/27

セミナー

2022年1月26日(水)に武田薬品工業株式会社主催のNew Year Web Seminar 2022が開催されました。

前半は札幌厚生病院 石津 寛之先生司会のもと、北海道大学大学院医学研究科消化器内科学教室 荘 拓也先生に『肝癌薬物治療におけるカボザンチニブの位置づけ』と題してご講演頂きました。肝細胞癌治療の変遷から、1st lineの治療成績、2nd line治療薬の使い分けに至るまで、様々なevidenceを基にご紹介下さいました。また、カボザンチニブについても臨床試験の結果に加えて、荘先生がご経験された貴重な症例を用いた内容となっており、今後の日常診療の選択肢が拡げられるような知識を得ることができました。

後半は当科の武冨 紹信教授司会のもと、東京慈恵会医科大学外科学講座消化器外科分野 池上 徹教授に『肝疾患に対する新たな外科治療の挑戦-東京慈恵会医科大学での簡単膵外科立ち上げ-』と題してご講演いただきました。池上先生がご経験された症例をベースとして、映像・ナレーションともclearに編集された動画を用いた講演であり、限られた時間の中でも多数の症例を共有して下さいました。また内容もChallengingなものであり、大変刺激を受けることができました。

講演後には質疑応答の時間も設けられており、活発な情報交の場となりました。

オミクロン株の拡大による新型コロナウイルス再流行という情勢もあり、Web形式での開催とはなりましたが、たくさんの先生方にご参加いただき非常に有意義なセミナーとなりました。お忙しい中、特別講演を快諾下さった荘先生、池上教授をはじめ、ご参加下さった皆様に心より感謝申し上げます。

(文責:三國 夢人)

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220126_New Year WEB Seminar 2022 ポスター

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