第31回腎不全外科研究会学術集会がロイトン札幌で開催されました。
2022/09/29
セミナー
令和4年9月23・24日、第31回腎不全外科研究会学術集会がロイトン札幌で開催されました(当番世話人: KKR札幌医療センター 今 裕史先生)。
今回の学会では「より低侵襲な外科治療を目指して」という副題の通り、超音波ガイド下経皮的血管形成術(PTA)、心疾患に対する血管内治療の成績、消化器外科領域など多岐にわたるテーマで発表がありました。最近保険適応となったシャント狭窄・閉塞部に対するステント治療の治療報告も多く、低侵襲治療として今後拡大していくことが期待されます。
一般演題、シンポジウムでは1演題ごとに闊達な議論が行われ、全国の施設で行われている最新の治療、考え方について共有することができました。
2日目の教育講演では、東京女子医科大学病院泌尿器科教授 石田英樹 先生より自施設における腎移植の現況について、東京女子医科大学附属足立医療センター泌尿器科 近藤恒徳 先生よりロボット腎部分切除についてご講演していただき、泌尿器外科領域の知見もより深まり、現地で聴講できた貴重な機会となりました。
(文責:太田 拓児)