第1回 Surgical Science Seminarが現地+オンラインのハイブリッド形式で開催されました。
2022/12/19
お知らせ
令和4年12月16日、ミヤリサン製薬株式会社主催の【第1回 Surgical Science Seminar】が現地+オンラインのハイブリッド形式で開催されました。
最初に、ミヤリサン製薬株式会社から「ミヤBM細粒・錠」の特徴と有用性について」をご説明いただきました。
次に、特別講演Iとして、当科 川村 典生 先生 座長のもと京都府立医科大学 生体免疫栄養学講座 教授 内藤 裕二 先生より「外科医に知ってほしい“新酪酸菌”物語」と題して、酪酸産生菌が人体に与える作用や腸内細菌叢とがん免疫療法の関係、糞便移植の最新の知見についてご講演頂きました。
続いて一般演題Ⅱとして、当科 教授 武冨 紹信 先生 座長のもと名古屋大学医学系研究科 腫瘍外科学 教授 江畑 智希 先生より「肝門部胆管癌に対する手術の基本」と題し、肝門部胆管癌に対する手術について、術中出血量の減少にポイントをおいた手術中の注意点や術式選択についてご講演いただきました。
短い時間ではありましたが、酪酸産生菌・腸内細菌叢と免疫・癌治療の関係や、高難易度手術である肝門部胆管癌に対する手術について深く学ぶことが出来た貴重な講演会となりました。ご協賛くださりましたミヤリサン製薬株式会社様、ご参加くださった皆様、そしてご多忙の中ご講演いただきました先生方に心より感謝を申し上げます。
(文責:磯川 真里奈)