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JCHO 札幌北辰病院の院長に小池 雅彦先生(昭和58年卒)が御就任されました。

2023/04/21

お知らせ

令和5年4月1日より、JCHO 札幌北辰病院の院長に小池 雅彦先生(昭和58年卒)が御就任されました。
この度、小池先生から御挨拶を頂戴致しました。
今後とも御指導御鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

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院長着任ご挨拶

JCHO 札幌北辰病院 病院長 小池 雅彦

 この度、武冨教授のご推挙により、JCHO札幌北辰病院の院長に就任いたしました。
 また、前院長の高橋昌宏先生には新卒の時に指導していただき、40年後に再び指導していただける機会を得て、大変感謝しています。
 1983年に北大を卒業し、臨床一筋で努めてきましたが、32年前に2年間お世話になった北辰病院の院長に就任するというのは不思議な因縁としか思えません。
グランドホテルの南側で、北一条通と大通りに面した超一等地にあった北辰病院は、古く、汚い病院でしたが、1990年に移転した札幌社会保険総合病院(現 札幌北辰病院)は白く輝き、いち早くオーダリングシステムを導入した、当時の最先端病院でした。
 厚別区唯一の総合病院で、厚別区だけでなく、清田区・江別市・北広島市からもたくさんの患者さんが来院し、入院患者も外来患者も非常に多く、毎日遅くまで残業していました。
 しかし、32年の時の流れで、医療も社会も変化し、病院も古く、狭くなりました。高齢者医療に対応するため、職員数はほぼ倍になり、かつては行われなかった80歳以上の患者さんの手術が普通に行われ、術前後にリハビリが介入することで、自宅退院が可能になりました。32年前には日本中でまだ行われてなかった鏡視下手術がほとんどの病院で可能になり、これも高齢者に安全な医療を提供するために重要な役割を果たしたと思われます。
 人が倍に増え、いろいろな機材が増え、新たな治療が行われるようになったことが、病院を狭くしてしまいました。このため、健康管理センターを新築し、緩和ケア病棟を作り、病院機能を高め、職員のアメニティを改善する予定です。新札幌は再開発が進み、人が集まる環境が整ってきています。一方で大きな病院も集まってきており、選ばれる病院であるためには常に進歩していくことが必要だと考えています。

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