第2回 Surgical Science Seminarがハイブリッド形式で開催されました。

令和5年11月22日、ミヤリサン製薬株式会社主催の【第2回 Surgical Science Seminar】が現地＋オンラインのハイブリッド形式で開催されました。
最初に、ミヤリサン製薬株式会社から「ミヤBM細粒・錠」の特徴と有用性について」をご説明いただきました。
次に、一般講演として、当科 後藤 了一 先生 座長のもと当科 藤好 直 先生より「消化器手術とシンバイオティクス」と題して、シンバイオティクスの働きや疾患との関連、下部消化管や肝臓手術、肝移植などの周術期にシンバイオティクスが与える影響について当科の成績を交えてご講演頂きました。
続いて特別講演として、当科 教授 武冨 紹信 先生 座長のもと広島大学大学院 医系科学研究科 消化器・移植外科学 教授 大段 秀樹 先生より「肝免疫と肝臓外科」と題し、肝細胞癌や肝臓移植における免疫機構について広島大学での研究成績を交え、肝臓治療における最新の知見をご講演いただきました。
短い時間ではありましたが、宮入菌・腸内細菌叢と疾患・周術期の病態との関係や、肝臓治療や肝臓移植におけるの免疫反応について深く学ぶことが出来た貴重な講演会となりました。ご協賛くださりましたミヤリサン製薬株式会社様、ご参加くださった皆様、そしてご多忙の中ご講演いただきました先生方に心より感謝を申し上げます。

(文責：細川　侑香)