Hokkaido Digestive Disease Research Meeting 2024が開催されました。
2024/02/19
お知らせ
2024年2月17日にHokkaido Digestive Disease Research Meeting 2024 がEAファーマ株式会社様、エーザイ株式会社様、ご共催のもとニューオータニイン札幌とwebのハイブリッドで開催されました。北海道の消化器内科・消化器外科の若手医師相互の症例検討・ディスカッションを通じた勉強会となっており、今回は消化器外科Ⅱおよび消化器内科より1題ずつ症例提示がありました。
開会挨拶は当会当番世話人の北海道大学病院 消化器内科 教授 坂本 直哉先生から頂きました。
ThemeⅠは北海道大学病院 消化器内科 荘 拓也先生司会のもと、同科 北潟谷 隆先生より画像所見に特徴のあった多血性の肝腫瘍の一例について症例提示頂き、現病歴や画像提示を受けてディスカッサーおよびフロアから活発なディスカッションが行われました。ミニレクチャーはNTT東日本札幌病院 消化器内科 川岸 直樹先生より『肝腫瘍の診断・治療』と題し、多血性の肝腫瘍の各鑑別疾患について画像による診断のエッセンスをご教示頂きました。
ThemeⅡは北海道大学病院 消化器外科Ⅱ 海老原 裕磨先生司会のもと、同科 阿部 紘丈先生より局所進行の胃癌の一例について症例提示頂き、こちらも活発なディスカッションが行われました。ミニレクチャーは北海道大学病院 消化器外科Ⅱ 三浦 巧先生より『進行胃癌に対する外科治療』と題し、胃癌の集学的治療の最新のエビデンスを初学者にも分かりやすく、かつ詳細に至るところまで解説頂きました。
総評を北海道大学病院 消化器外科Ⅰ 教授 武冨 紹信先生より頂き、閉会挨拶を北海道大学病院 消化器外科Ⅱ 教授 平野 聡先生より賜りまして盛会のうちに会が終了しました。
いずれの症例も一見しただけでは診断が難しい症例であり、大変興味深い内容であり、勉強になりました。
ご発表いただきました先生方、ご参加くださった皆様、そして共催いただきました各社様に心より感謝申し上げます。
(文責:森越 健之介)