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ETHICON Safety Use Training(アニマルラボ)が開催されました。

2024/02/26

お知らせ

2024年2月10日に、ジョンソン・エンド・ジョンソン主催のETHICON Safety Use Training(アニマルラボ)がジョンソン・エンド・ジョンソン インスティテュート 東京サイエンスセンターにて現地開催されました。
当科で勤務中の専攻医3名(津坂、細川、森越)と共に、入局候補者として砂川市立病院の初期研修医2名、北海道大学病院の初期研修医1名にご参加いただき、指導医には当科から志智俊介先生、南波宏征先生が参加致しました。
前日には南波先生に予約していただいた川崎の町中華で親睦会を行い、消化器外科を志す初期研修医の先生方とも紹興酒を酌み交わして親交を深めることができました。
当日は、はじめに主催のジョンソン・エンド・ジョンソンの担当者の方から動物愛護、解剖についての説明とHarmonicやPowered ECHELON FLEX Systemなど機器の機構や使用方法についてレクチャーを受け、手術に臨みました。また、昼休憩の時間には、STRATAFIXやSURGIFLOについてのレクチャーもいただき、経験が少なく不慣れな手術機器の使用を学ぶことができました。
アニマルラボでは実際に生体を用いて腹腔鏡手術を行いました。第一術式として腹腔鏡下高位前方切除術、第二術式として腹腔鏡下幽門側胃切除術を行い、腹腔内腸管吻合などを経験出来ました。参加者で協力し、いずれのグループも上記2つのタスクを完遂することができました。実際に現場で使用するエネルギーデバイスや自動縫合器などを広く活用しながらの手術は、臨床にとても近く、大変貴重な経験となりました。術者としての技術はもちろん、まだ経験のない助手の手技を実際に経験することで、手術の展開や助手として気を付けることなどの技術についても勉強することが出来ました。
武冨教授をはじめ、快く送り出していただいた北大病院消化器外科Ⅰの先生方、指導医として引率いただきました先生方、今回のアニマルラボにご協力いただいた関係者の皆様、そして主催いただきましたジョンソン・エンド・ジョンソンの皆様には心より感謝申し上げます。
(文責:津坂 隼也)

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