第10回肝胆膵内視鏡外科セミナーが開催されました。

2024/05/27

お知らせ

令和6年5月24日に第10回北海道肝胆膵内視鏡外科セミナーがオンライン形式にて開催されました。
一般演題は当科講師の柿坂先生座長のもと行われました。1題目は当科特任助教の相山健先生より「当科における腹腔鏡下肝切除の実際と短期成績」という題でご講演いただきました。術前後の管理や使用されるデバイスの種類、当科での治療成績などについてご教示いただきました。
2題目は札幌厚生病院 外科部長の若山顕治先生より「腹腔鏡下肝切除における肝静脈へのアプローチ」という題でご講演いただきました。肝静脈へアプローチする際の安全な視野確保の方法などに関して手術動画を交えてご教示いただきました。
特別講演では、武冨教授座長のもと、名古屋市立大学大学院医学研究科 消化器外科学 講師の森本守先生より「肝胆膵外科におけるロボットの役割とその展望」という題でご講演いただきました。名古屋市立大学では肝切除のおよそ9割がロボット手術であることにとても驚きました。また、肝胆膵外科においてロボット手術が標準術式となり得る可能性についても語られ、身の引き締まる思いでした。講演後も北海道旅行のお話などで大いに盛り上がり、とても楽しいひとときとなりました。
ご講演および座長をお勤めいただきました先生方、ご協賛いただきましたジョンソンエンドジョンソン株式会社 ETHICON事業部様、ご参加いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。
(文責:森松 はるな)

    

       

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