HCC Seminar in Hokkaidoが開催されました。

2024/09/24

お知らせ

令和6年9月18日 九州大学大学院医学研究院消化器・総合外科学分野 教授 吉住朋晴先生をお招きして、HCC Seminar in Hokkaidoが開催されました。
座長武冨紹信教授のもと一般講演として当教室の柿坂達彦先生に『肝細胞癌診療の実際』、
特別講演として吉住朋晴教授に『外科医から見たSTRiDEレジメンの位置付け』というテーマでご講演いただきました。
柿坂先生のご講演ではborderline resectable HCC working groupのExpert Consensus 2023における肝細胞癌の腫瘍学的切除可能性分類をはじめ、一般的な肝細胞癌に対する治療方針を勉強させていただきました。
吉住教授のご講演では肝細胞癌の免疫微小環境から考察する切除不能肝細胞癌の治療戦略とSTRiDEレジメンが適した症例、九州大学病院における使用例と効果判定についてご教授いただきました。特に、Borderline resectable HCCに関して九州大学とその関連病院における腫瘍学的切除可能性分類に基づいた治療成績やそれに基づく治療選択についてご講義いただき、大変興味深く、勉強になりました。
ご講演終了後は活発な質疑応答が行われ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
ご講演を賜りました吉住教授、柿坂先生、座長の労を賜りました武冨教授、このような機会をいただきましたアストラゼネカ株式会社の皆様、また、ご多用の中ご参加いだきました先生方に心より感謝申し上げます。
(文責:福岡 悠生)

   

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