第41回北海道ストーマリハビリテーション研究会が開催されました (当番世話人:札幌厚生病院 副院長 本間重紀先生)
2024/10/22
お知らせ
2024年10月19日、札幌厚生病院副院長 本間重紀先生が当番世話人をつとめ、北海道ストーマリハビリテーション研究会が開催されました。
全道から90名以上の医師・看護師が集い、ケアに難渋した症例、各病院のストーマ手術・管理の工夫につき活発な討論がなされました。
特別講演1では、おうちの診療所中野 院長/日本うんこ学会会長 石井洋介先生から「19歳で人工肛門だった僕が医師になって考えたこと」と題して、ご自身の治療体験、またそこから医療界に身を投じ、外科診療・厚生省出向・在宅医療を通じて考えた患者ケアのあり方をご講演頂きました。
特別講演2では、当科今泉健先生から「はやく・きれいに治す!人工肛門閉鎖術における創部閉鎖方法」と題し、人工肛門閉鎖術の工夫・局所陰圧閉鎖療法の組み合わせにより、治療期間・整容性が飛躍的に向上することをご講演頂きました。
過去12年の研究会の中で、最大の演題数・参加者が集まり、盛況の研究会となりました。学会の運営に携わった皆様、当日ご参加の皆様お疲れ様でした。
来年度は同じく同門の北海道がんセンター・前田好章先生が当番世話人を務められることとなりました。来年度もご参加の程どうぞ宜しくお願い致します。
(文責:川村 典生)