HCC Seminar in Hokkaidoが開催されました。
2025/01/07
お知らせ
令和6年12月4日、HCC Seminar in Hokkaidoが現地・オンラインのハイブリッド形式で開催されました。
一般演題では、当科 講師 柿坂 達彦 先生が座長のもと、北海道大学病院 消化器内科 助教 荘 拓也 先生より「実臨床におけるSTRIDEレジメンの治療成績とimAE対策の重要性」と題してご講演いただきました。進行HCCにおける薬物療法についての最新の知見や、外科医としても知るべきimAEについてもエビデンスを交えながらご講演いただきました。
特別公演では、北海道大学病院 医学研究院 消化器内科学教室 教授 坂本直哉先生が座長のもと、横浜市立大学 医学部 臨床統計学教室 教授 山本 紘司 先生より「統計学の視点から見たHIMALAYA試験の特徴と解釈のポイント」と題して、ご講演頂きました。HIMALAYA試験を具体例として、代表的な統計分析法であるKaplan-Meier法の解釈方法や、ICIの特徴によるハザード比解釈のピットフォールについてなど、統計学の観点からわかりやすくご講演いただきました。
短い時間ながらも多くの学びが得られる充実した内容のご講演をいただき、貴重な講演会となりました。
ご講演を賜りました諸先生方、ご協賛くださったアストラゼネカ株式会社様に心より感謝申し上げます。
(文責:濱中 薫由樹)