第10回記念大会 札幌外科漢方セミナーが開催されました
2026/09/25
お知らせ
2026年9月9日、株式会社ツムラ主催による第10回札幌外科漢方セミナーが、ニューオータニイン札幌およびオンラインのハイブリッド形式で開催されました。
はじめに、当教室特任講師の吉田雅先生より「大腸癌患者のサバイバーシップ向上を目的とした補中益気湯の投与効果」と題してご講演いただきました。大腸癌患者において、補中益気湯の内服によりQOLの長期的な改善が期待されることが紹介されました。
続いて、北海道大学大学院薬学研究院 分子細胞医薬学 教授 大西俊介先生より「補中益気湯の身体活動低下および筋萎縮に対する基礎的研究」と題してご講演いただきました。低栄養とオートファジーの関連を示した研究をもとに、加齢に伴いオートファジー機能が低下すること、補中益気湯に含まれる成分がオートファジーを亢進させることなどの知見が示されました。
最後に、岡山大学学術研究院医歯薬学域 総合内科学 教授 大塚文男先生より「コロナ後遺症診療の現状と課題:漢方薬を用いた診療から」と題してご講演いただきました。不定愁訴様の症状を呈するブレインフォグなどのpost COVID-19 conditionでは自己免疫機序の関与が考えられ、漢方薬も治療選択肢の一つとなり得ることを、ご自身の診療経験を交えてご解説いただきました。
ご講演いただきました先生方、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
また、株式会社ツムラの皆様にも厚く御礼申し上げます。
(文責:亀田)






